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【恐ろしい話】赤い彗星 短編 - 恐ろしい話

【恐ろしい話】赤い彗星 短編


こんな話信じますか?


今まで誰一人として信じてくれないんです。誰に話しても。


小学校2,3年の頃でした。



学校で野外学習のようなことで、T山に行ったんですよ。


それで、オリエンテーリングみたいに、


2人一組で決められたコースを辿ってくるということをしたんです。


なんだかねえ、


背丈くらいある茂みの中で方向がわからなくなっちゃったんです。


どっちがどうだか全然わからなくて、


道に迷ったんですねえ。


時間はどんどん過ぎていくし、


前の組とは2,3時間のブランクができたんじゃないでしょうか。


しまいにお互いのせいだとなすりつけあうように


喧嘩になったんですよ。


そしたら・・・


うおおおぉぉぉおおおお!!!って、


それはもう山じゅうに響き渡るような物凄い声でしたよ。


すごいんです、ほんと、


うおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお!!!!


なんだあと思いましたよ。


真っ赤なんです。


全身真っ赤でした。


真っ赤で物凄い大きな男がすごい顔で走ってきました。


いくら子供ったってねえ、


普通の大人の3倍くらいの大きさがありましたよ本当に


子供だから大きく見えたなんていうんじゃないです。


それだけでっかくて真っ赤で、


物凄い顔のヤツが突進してくるんですよ、僕達の方に。


立ちすくんじゃって動けないでいるとね、


エル字に曲がっていきました。僕達のすぐ前を。


叫びながらドドドドドドドって物凄い速さで。


もう怖くて、「うわあぁぁ!!」ってんで走りました。


前の組とはホント、2,3時間はブランクがあるくらい


迷ってたはずなのに、追いついちゃったんです。


いつのまにか。


でも、これ誰にも信じてもらえないんですよ。


友達と2人で見たんですよ。


この目で、はっきり見たんですよ。

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2016.07.12|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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