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【恐ろしい話】猫の因返し 短編 - 恐ろしい話

【恐ろしい話】猫の因返し 短編


俺が学生の時に住んでいたオンボロ寮は、


玄関が良く開いていたせいか稀に鳥やその


ほかの動物が入り込んでは暴れてました。


野良猫もまた然り。


台所に魚などを置いて目を離せば、


いつの間にか消え失せる事が多々ありました。


ある日、友人の寮で飲み会をして焼き鳥などの残り物を持ち帰りました。


酔っ払って帰ってきて、自分の部屋のドアを半開きにしたまま寝てしまいました。


夜中の3時位だったかな、俺の耳元で


「がさごそがさごそ」


場所が場所だけに、流石に目を覚ましました。


ただ、その時は意識を取り戻しただけで、半開きの眼で枕元をみると、


猫が飲み会で調達してきた物質の袋に頭を突っ込み


ムシャムシャ焼き鳥なんかを食べていました。


俺は、ガバッと一気に跳ね起きドアをピシャリと閉めたら、



泥棒猫は、凄まじい勢いで逃げまどいました。


窓が開いていました。


そこは画期的な速度で、猫は突っ込んで行きました。


その時


「ばびょーん」


との音と共に、猫が跳ね返りました。


網戸が閉まっていたのです。


そこを何度も突っ込んでは跳ね返り、阿呆猫の様子をみて


「がははははっ!」


と笑ってしまいました


存分に猫の醜態を楽しんだ後、ドアを開けて逃がしてあげました。


すると、ドアの外で、


「キシャー!フゥー!!」


と、かなりお怒りなご様子でした。


追い討ちをかけるように、ドアを勢いよく開けて


「ばぁー」


と脅かしたら、下痢ウンコを漏らして逃げていきました。


その後、野良猫が寮に侵入する度に、ドアに小便をかけるようになりました。


部屋まで入って来たときは、布団まで、猫の小便が…


しつこい


兎に角しつこい。


結局、猫の糞尿攻撃は、俺が退寮するまで続き、


周辺区域はその悪臭と、毎日の掃除を余儀ないされました。

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2017.09.12|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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