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【恐ろしい話】コテージ 短編 - 恐ろしい話

【恐ろしい話】コテージ 短編


去年、彼女と旅行でコテージに泊まったときの話。


チェックインしたときから聞こえていたんだが、


どこからか定期的にドンドンという音がしていた。


周りにもコテージはあるので、隣のコテージ内の足音とか


響くんだろーなーと思っていた。


ところが夜になっても続くので、そのうち彼女が気になりだして


「何の音だろ」と言ってきた。


外に出て近隣のコテージを見渡すと灯りのついているコテージは一棟もない。


泊まってるのは俺達だけだ。


室内に戻り、音の原因を探すことにした。


2階建ての大きいコテージなので部屋はいくつもある。


音は一番奥の、今回まだ俺達が入っていなかった部屋から


聞こえてきているようだった。


「ここだ」緊張しながら真っ暗な部屋に入ると、


正面の壁を明らかに外から誰かが「ドンドン」と叩き続けている。


ゾッとしたが、確認に行くことにした。


外に出て、音のしていた壁のちょうど外側に辿りついたが、


そのコテージは山の斜面に建てられていて、


その場所はとても人が届かないような高いところだった。


2人は無言になり、とりあえず部屋に戻ろうとしたそのとき、


今度は俺達がいるちょうどその場所の壁をコテージ内側から大きな音で

「ドンドン」と叩かれた。血の気が引いた。


ちょうど風呂の外側だった。


急いで中に戻り、怖さを打ち消すように勢いよく風呂のドアを開けた。


しかし誰もいない。彼女は顔面蒼白だ。


次の瞬間、今度は階段を登り降りする足音が…。


もう限界。夜中だが管理棟に電話した。


「様子がおかしいぞ!○○番のコテージなんだけど!」というと、


「あっ…、すぐに行きます。他のコテージに移っていただきますので


荷物をまとめておいてください」


数分後にクルマで係の人がやってきたので、荷物を積み込みながら


「なんなんですか?」と聞いたら、


「ああ…。イヤ、あの、大自然の中なので


動物とかが入り込んでしまうこともあるかもしれませんし…」


とかごまかしてた。姿形を見たわけじゃなかったが、非常に怖い体験でした。

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2017.09.14|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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