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【恐ろしい話】得体のしれない恐怖 長編 - 恐ろしい話

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【恐ろしい話】得体のしれない恐怖 長編


もう昔の話になるが


俺の母方の祖母と父は霊感があって。


俺にはまったく霊感はないみたいだが。


そんな父と二人で山まで野草を取りに行った。


親父は新築の家の庭にシダ系の植物やコケを植えたいと言いだし


俺まで連れてかれた。無理矢理。


山上まで車を走らせ、


林道を歩いてシダやコケを取った。


んで古びた神社があったので親父が


「昼メシにするぞ」


と神社へ歩き、お袋が作った弁当をカバンからだした。


さあ、食べるとするか。すると親父がいきなり


「ここヤバイな・・」と、いいだした。


「は?なによ。」


「いるぞ」


俺はゾックとした。俺には何も感じない。


でも親父は全身に鳥肌立ってる。


「神社入る前は、何もなかったんでしょ?」


「おう。でも今は感じるな。ここから離れるぞ。おい。早く弁当しまえ。」


俺は早々に弁当をしまい


カバンを背負い親父のシャツの袖を握りしめ神社を後にした


俺と親父はもう帰ろうと言う話になり来た道を


急いで戻った道中、鳥の鳴き声しか聞こえない。


ところが親父は急に


「ついてくるな。元の場所へかえりなさい・・」


俺は


「え??元の場所ってどこ・・」


「おまえに言ってるんじゃない!!」


いきなり怒られた。


親父は息を切らしながら俺の手をギュゥと握ってる。


手汗がぬちょぬちょ。


俺の心臓はバクバク鳴っている。


怖い怖い怖い!見えないし何も感じないからといって安心なんかできない。


見えないから。


感じないから。


得体のしれない恐怖に気が狂いそうだった。


「なあ。○○(俺の名前)。こいつら父さんとお前のこと気に入らないみたいだわ」


え!勘弁してくれ。冗談だろ?


と言いたかったが親父の青ざめた顔見たら言えなかった。


「なあ。ギャァテイギャァティハァラギャァテイアラソウギャァティボウジソワカハンニャァシンギョウ


(あんまり覚えてないが、こんな感じのお経)


って心の中でもいいから唱えとけ。よし。と言うまで!わかったな」


それは、小さい頃一緒に風呂入った時、何度も教えられたお経でした。


とりあえず必死にそのお経を唱えながら


車を停めてある場所まで早足で向かったのを覚えてます。


なんか後ろで「グゥー!」とか「ヌゥー!」とか何かが叫んでた。


それは耳をふさいでも聞こえました。


車までやっとこさたどり着くと


ボンネットに大きな石が落ちててかなり車がヘコんでました。


人の仕業かどうかわからないが石をおろして急いで山を下りました。


途中親父に


「よし。もうお経いいぞ」


と言われてもまだ唱えてました。


幸い事故もなく帰れましたが、


帰り道お寺まで行き二時間ほどお払いをうけて


親父は住職と話があるからと言って


俺は先にうちまで歩いて帰りました。


それからは何事もなく普通の生活を送っています。

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2017.09.24|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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