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【恐ろしい話】田んぼ 短編 - 恐ろしい話

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【恐ろしい話】田んぼ 短編


高校の時、家に友達を呼んでくだらない話で盛り上がっていると


玄関を勢いよく開けて母が転がり込んできました。


尋常ならざる様子に俺が駆け寄ると母は


「お願い、お願いだから田んぼには行かないで」


と繰り返しました。


買い物帰り、自転車で田んぼ道を走っていると


見なれない黒いものがうごめいているのが見えたそうです。


カカシかな、と思い自転車を止めてよく見てみると手足の細い人型の


物体がその四肢を狂ったようにくねくねと動かしていたらしいのです。


とたんに得も言われぬ恐怖に襲われ、逃げてきたそうです。


その時は分かった、と一言いって母を落ち着かせたのですが、


話のネタにも困っていた俺達はこっそり母の言った


田んぼにいってみることにしました。


それはやはり居ました。


風も無いのに、ひたすら手足を動かす黒いもの。


しかもそれはゆっくりと移動していました。


しまった!と思ったときにはもう遅く、


目からは涙があふれ膝はがくがくと震え出しました。


友人も口元を振るわせながら目をうるませていました。


泣きながら逃げ帰ったのは言うまでもありません。


くねくね動くだけのものがどうして怖いのか?


と問われると言い返しようがありませんが、


まるで俺を飲みこむようなあの圧倒的な違和感は


この世のものとはとても思えません。


ほんとに怖かったんです。

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2017.10.08|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(1)トラックバック(0)Edit
コメント
非公開コメント

No title

お母様のダチョウ倶楽部芸、見事です。

2017-10-08 15:31 from ロザンナ | Edit

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